自宅でも円盤投げの練習を欠かさない!
もちろん実際の投てきは、広いスペースが無ければ行えませんが、投げるだけが円盤投げの練習ではありません。
実は、雨の日や練習が休みの日でも行える
- 「自宅向けの練習方法」
がちゃんとあるんです。
特に円盤投げを始めて間もない初心者にとって、自宅での練習は大きな成長に繋がります。
自宅で行えることは投てき練習に比べれば、地味なものばかりですが、基礎を固めるためには非常に有効です。
今回は、自宅で行える円盤投げのトレーニングのなかでも、特にオススメしたい3つのトレーニング方法について解説します。
早く円盤投げに慣れたいという方や、もっと飛距離を伸ばしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.円盤を握らずに持つ練習
今回ご紹介する3つのトレーニングのなかで、最も初心者向けなのが
- 「円盤を握らずに持つ」練習
です。
円盤投げを続けていれば、出来て当たり前の技術ですが、初心者が最初にぶつかる壁でもあるので、地道に練習していきましょう。
そもそも円盤は、手で握って持つものではありません。
円盤の縁に指の第一関節だけを軽く引っ掛け、あとは遠心力を利用してキープするものです。
- 指先だけで円盤をキープするという感覚
は実際にやってみないとわかりにくく、初めての人はまず円盤を落としてしまいます。
落とさないためには、円盤を軽く右に左にと振ってみるのがよいでしょう。
振ると円盤に遠心力がかかり、手にピッタリとついてくるので、指先の力だけでも持てるようになります。
これが出来ない人は、円盤をギュッと握ってしまうのですが、その持ち方では正しいフォームで円盤投げを行うことができないのです。
手で握らない円盤の持ち方を理解することが、初心者脱出の第一歩だといえます。
自宅でできる練習法としては、実際に円盤を持ってみるのが手っ取り早いです。
円盤を左右に振ってみたり、第一関節で支えながら転がしてみたりして、円盤を手に馴染ませていきます。
自宅で円盤を触る時間が長いほど、他の初心者よりも早く正しい持ち方がマスターできるはずですよ。
2.フォームの確認
上級者でも行っている自宅トレーニングのひとつが
- 「フォームの確認」
です。
野外での練習でもフォームについては、指導を受けているかと思いますが、フォームの確認に関しては自宅で行うからこそのメリットもあります。
自宅でフォームの確認を行うときは、姿見などを用意するのがオススメです。
普段の練習では、自分のフォームを確認することは難しいものですが、自宅の姿見の前で行えば、思わぬ収穫があるものです。
鏡を見ながら練習を行うと、
- 「頭の中で思い描いていたフォームとズレがある」
- 「上級者のやり方と違う」
などの発見ができるはずです。
動画で上手い人のフォームと見比べながら、理想のフォームになるまで繰り返し練習を行いましょう。
上級者のフォームと見比べながら練習するときは、
- 「自分と上級者のどこが違うか」を細かく分析する
のが効率的です。
例えば
- 「足の開き方は同じか」
- 「体のねじり方は適切か」
- 「自分の足運びと何が違うか」
と、ひとつひとつの要素を見比べていきましょう。
全体を漠然と見るのではなく、間違い探しをするように「どこが違うか」を解明することが上達の近道となります。
3.円盤投げに必要な筋肉のトレーニング
他の陸上競技と同様、円盤投げにも筋力は欠かせません。
円盤投げは足腰を使って発生させた遠心力を、腕に伝えて投てきを行う競技です。
そのため、一瞬で全身の様々な部分の筋肉を稼働させるスポーツでもあるのです。
筋力が弱いと、いくら技術があっても、爆発的なエネルギーを生み出すことができなくなってしまいます。
ボディビルダーのようにガチガチに鍛える必要はありませんが、常に120%の力が出せるように、全身をバランスよく鍛えておくと良いでしょう。
自宅で筋トレを行う場合は、
- 体幹を鍛えるトレーニング法
を選ぶのがオススメです。
体幹の使い方は円盤投げの結果にも繋がりやすいですし、そこまで複雑なトレーニングメニューではないので自宅でも簡単に行えます。
体幹トレーニングにも色々と種類がありますが、初心者であれば
- 「ブリッジバランス」
あたりから始めるとよいでしょう。
ブリッジバランスは、床にうつ伏せになった状態で肘を立て、つま先と前腕だけで全身の体重を支えるトレーニングです。
これに慣れてきたら、他の体幹トレーニングメニューも徐々に取り入れていくと良いでしょう。
円盤投げのトレーニング方法はこちらを参考にしてみてください。
ブリッジバランスの動画
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