やり投げの知っておきたいルールとは?

【やり投げってどんなスポーツ?】

やり投げのルールとは?

やり投げは、陸上競技における投てき競技の一種です。

 

その名の通り、競技用の「やり」をいかに遠くに投げることができるかで競います。

 

古代オリンピックの時代から現代に至るまで続いてきた、世界で最も歴史ある陸上競技のひとつです。

 

公式競技に使用できるやりは、長さ・重さが細かく規定されています。

 

  • 男子は長さ260〜270p重さ800g以上
  • 女子は長さ220〜230p・重さ600g以上

です。

 

 

【やり投げの基本的な流れ】

 

やり投げは、30メートル以上の助走路から助走をつけて投てきを行います。

 

助走内なら助走距離は自由ですが、勢い余って

  • ラインを超えてしまった場合はファウル

になります。

 

投げたやりは、

  • 弧を中心とする29度の扇形のフィールドの内側に落下

させなければなりません。

 

  • やりがラインの外側・またはライン上に刺さった場合はファウル

となります。

 

やりが有効エリア内に落ちたら、落下点と助走路の起点を結んだ線の長さが計測され、飛距離として記録されます。

 

投てきは1人3回づつ行われ、その中で最も遠くまで飛ばせた記録がその日の成績となります。

 

 

【槍投げでファールになる場合の一例】

 

  • やりがラインの外側・または線上に刺さる。
  • 助走の際にラインを超えてしまう。
  • 肩もしくは投げる側の腕より低い位置から投げる。
  • やりを振り回して投てきする。
  • やりが先端以外の部分から地面に落下する。

 

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