円盤投げに必要な手首の強さをリストハンマーで鍛える方法とは?

円盤投げに必要な手首の強さをリストハンマーで鍛える方法とは?

円盤投げに必要な手首の強さをリストハンマーで鍛える方法とは?

円盤投げでは、大きなエネルギーを生み出すための様々な筋肉が必要になります。

その筋肉が、投擲に必要なエネルギーになるからです。

 

円盤投げをはじめ、投擲種目ではこの瞬発的なエネルギーを生み出す筋肉を鍛えるために筋力トレーニングを行っています。
体で大きなエネルギーを生み出したら、それを円盤に伝えて行くことが大切です。

 

その伝える最終的な場所として

  • 手首

があります。

 

せっかく体で大きなエネルギーを生み出していたとしても、手首が弱くて固定できなければ、そのエネルギーは半減してしまいます。
投げる瞬間の円盤からかかる負荷に耐えられる、手首の強さが重要になるのです。

 

手首を強くするには前腕筋群を鍛える

 

手首を鍛えていくには、手首自体を鍛えるわけではありません。

  • 手首を動かす前腕筋群を鍛えていく

ことになります。

 

手首を鍛える方法として

  • リストカール
  • リバースリストカール

などが有名ですので、多くの人がトレーニングしていることと思います。

 

今回は、

  • リストハンマー

という器具を使って鍛える方法を紹介いたします。

 

リストハンマーでのトレーニングの仕方

 

リストハンマーは、このような器具です。

 

 

わざわざ購入することはなく、ダンベルの片側のプレートを外せば同じものができます。

 

  • 持ちての部分にタオルを巻く
  • トレーニンググローブを使う

などをすれば、手が痛くなることはありません。

 

 

 

ラジアル・フレクション

 

 

  1. ダンベルのプレートがついていない方を持ち、ウエイトが体の前になるようにします。腕は下ろした状態で、手首は小指側に曲げた状態になります。
  2. 腕は伸ばして降ろしたまま固定し、手首を親指側へ曲げてウエイトを持ち上げていきます。
  3. ゆっくりと下ろしていきます。
  4. これを繰り返していきます。

 

ウルナ・フレクション

 

 

  1. ダンベルのプレートがついていない方を持ち、ウエイトが体の後ろになるようにします。腕は下ろした状態で、手首は親指側に曲げた状態になります。
  2. 腕は伸ばして降ろしたまま固定し、手首を小指側へ曲げてウエイトを持ち上げていきます。
  3. ゆっくりと下ろしていきます。
  4. これを繰り返していきます。

 

スピネーション

 

 

  1. ベンチに腕を乗せウエイトのついていない方を持ちます。
  2. 手のひらを床に向け前腕を内側に回転させます。
  3. 手のひらを内側に向けてダンベルを持ち上げていきます。
  4. ゆっくりと手のひらを床に向けていき、ダンベルを内側に戻していきます。
  5. これを繰り返していきます。

 

プロネーション

 

 

  1. ベンチに腕を乗せウエイトのついていない方を持ちます。
  2. 手のひらを上に向け前腕を外側に回転させます。
  3. 手のひらを内側に向けてダンベルを持ち上げていきます。
  4. ゆっくりと手のひらを上に向けていき、ダンベルを外側に戻していきます。
  5. これを繰り返していきます。

 

円盤投げでの手首のケガを防ぐ

 

手首を鍛えることは、円盤投げの記録を伸ばすだけでなく、手首のケガの予防にもつながります。
円盤投げでは、手首に大きな負荷がかかります。

 

手首が弱いと、その負荷に耐えられずに、手首を痛めることになります。
投擲のためのエネルギーを生み出す、脚や体幹のトレーニングも重要です。

 

円盤投げに必要なトレーニングはこちらを参考にしてください。

 

 

体幹を鍛えるトレーニングはこちらを参考にしてください。

 

 

それと同時に、そのエネルギーを無駄にしない手首の強さを手に入れるトレーニングも重要ですね。

 

円盤投げで記録を伸ばす方法


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