砲丸投げに重要な突き出すパワーの源
それと同時に、投てきの記録を伸ばすために重要なのが筋力です。
そのため、砲丸投げの選手は、ウエイトトレーニングをかなり重要視しています。
最後の突き出すときには大胸筋や三角筋が重要になります。
それまでの突き出すパワーを作り出すのは、下半身の筋肉になります。
このように全身の筋力が必要になり、様々なウエイトトレーニングが必要になります。
その中でも下半身の瞬発力をあげて上半身にそのパワーを連動させる、砲丸投げにおすすめのトレーニングが
- ジャーク
です。
ジャークで砲丸投げに必要な下半身の瞬発力を作る
ジャークは腕の力を使ってバーベルを上げているように見えます。
しかし腕はほとんど使いません。
下半身の力を使ってバーベルを上げて、上がったバーベルを腕で支えて保持するトレーニングです。
下半身の瞬発力を上げて、その力を上半身に連動させる、おすすめのトレーニング方法です。
砲丸投げ選手におすすめのジャークのやり方
- ラックからバーベルを外して、バックスクワットのようにバーベルを担ぎます。フロントスクワットのように、胸の前でキャッチした状態でもいいです。
- そこから、膝と股関節を少し曲げます。
- 一気にジャンプするように股関節と膝、足首を伸ばして、その力でバーベルを上げます。
- 頭上のところまでバーベルが上がったところで、腕で保持します。
- また初めのポジションに戻します。
- これを繰り返していきます。
自宅でトレーニングするならダンベルジャークがおすすめ
自宅では
- バーベルやバーベルラックがない
という方もいるでしょう。
また、
- スタートポジションの胸の前でバーベルを保持しにくい
- バックスクワットのポジションにすると背中や腰が痛い
という方もいます。
そのような方は、ダンベルジャークがおすすめです。
砲丸投げ選手におすすめのダンベルジャークのやり方
ダンベルを手のひらが向かい合うようにして方のところで保持します。
あとは、バーベルジャークと同じように行います。
手のひらが向かい合うように保持しますので、手首への負担が少なくてすみます。
トレーニングで一番怖いのがケガです。
ケガをしてしまっては、トレーニングの意味がなくなってしまいます。
自宅でジャークを行うには、この怪我のリスクの少ないダンベルジャークがおすすめの方法です。
砲丸投げ選手に重要な押し出す力の源を作る
ジャークは砲丸投げ選手にとって重要になる、押し出す力の源を作るトレーニングです。
その力を上半身に連動して伝えるトレーニングにもなります。
他にもトレーニングは必要ですが、このジャークが記録に大きな良い影響を与えてくれるのは間違いないでしょう。
ぜひ、試してみてください。
クイックリフトのトレーニングはジャークだけではありません。
他にも有効なトレーニングがあります。
こちらもご覧ください。
砲丸投げで記録を伸ばす方法
砲丸投げで記録を伸ばしていくためには、
- 基本的な知識
- コツ
- 練習方法
それらを知っていることで、指導された内容を深く理解でき、記録を伸ばすことにつながるでしょう。
そのような基本的な知識やコツ、練習方法を無料メールマガジンで配信しております。
ぜひご登録ください。
砲丸投げでの記録を伸ばしていくには
- 一流の選手がどのような練習やトレーニングをしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
関連ページ
- 砲丸投げで理解しておきたい一流選手の練習量と練習内容とは?
- 砲丸投げの優劣を決める最も大きな要素は「筋力」や「テクニック」といった「練習量」で伸ばすことのできる部分です。砲丸投げで良い記録を残せないのだとすれば、考えられる原因は大きく2つ。「練習量が足りない」か、「練習方法が間違っている」かのどちらかです。練習内容を正したい方には、「砲丸投げ上達革命」というDVDがオススメです。
- 砲丸投げ上達のためにおすすめのDVD
- 砲丸投げのベスト記録を更新したい、自分のウィークポイントを理解していて、その苦手な所を克服したい、我流の指導方法に限界を感じている現役の指導者の先生、におすすめするのが砲丸投げ上達革命のDVDです。技術的な指導や、解説が多く盛り込まれているないようですので、砲丸投げに携わっている方には、必ず見てほしい内容となっています。
- 砲丸投げの記録を伸ばす助走と投てきに必要な6つの能力とは?
- 砲丸投げの記録を伸ばすために一番重要なことは、腕力でも大きな身体でもありません。一番重要なこととは、自分の身体を上手く使い、効率的に砲丸を押し出す能力です。自分の身体を上手く使うためには、自分の身体をよく知り、『自分の記録』を伸ばすために必要なことを見極める必要があります。今回はトレーニングやフォーム作りというよりは、競技をするにあたって重要な考え方を紹介します。
- 砲丸投げの記録をのばすポイントは下半身の使い方が重要
- 砲丸投げでは、下半身の使い方を学ばなければ、すぐに壁にぶち当たってしまい記録が伸び悩みます。ステップもわずか1歩の踏み込みですがステップを使いこなすことが記録アップには欠かせないのです。左足の小指で地面を踏みしめるイメージでしっかりと体を支え、きちんと体制を作ってから上半身で砲丸を投てきすると記録につながります。上達するには、コツを知ることが大切です。
- 砲丸投げで記録を伸ばすためのポイントとオススメ練習方法とは?
- 砲丸を持ち、そして投げる、という極めてシンプルな競技ながらも、その記録を伸ばしていくことは非常に難しく、また記録を伸ばすためには効率的なトレーニングをする必要があります。砲丸投げで記録を伸ばすにはどのような練習方法がおすすめなのでしょうか。今回は「砲丸投げで記録を伸ばすためのオススメの練習方法」というテーマで紹介していきます。
- 砲丸投げの正しいフォーム作りの方法とは?
- 砲丸投げはフォームが整うだけでも記録はグンと伸びます。腕で投げるのではなく、体全体を使って伸びながら押し出す感覚が重要です。屈んで、伸び上がるスピードが鍵で、そのスピードが記録に直結します。重要な筋肉は脚の筋肉で脚の中でも重要な大腿四頭筋になります。
- 砲丸投げの記録を決定づける要素とは?トレーニング方法とテクニック
- 砲丸投げでは誰もが良い記録を出すチャンスがあります! それは、砲丸投げにより記録の良し悪しを決定づける要素が ・身体全体の筋力 ・フォームのテクニック にあるからです。この2つの要素とは、日々の練習やトレーニングで十分に賄えるものであります。 勿論、生まれ持ったセンスや才能が豊かな事に越した事はありません。 しかし、そのセンスや才能を練習量や筋肉トレーニングで十分に上回る事が可能です。 その為には、正しいトレーニング方法と知識を持つ必要があるのです。
- 砲丸の投げ方が野球投げになってしまう原因は?
- 砲丸投げを始めたばかりの初心者に多い事例ですが、砲丸を投げる際の動きが「野球投げ」に近くなってしまうケースがあります。砲丸投げと野球投げは「足の動き」が全く違うことはわかると思います。しかし実際に砲丸を投げてみると、足の動きよりもむしろ「手の動き」が特徴的であることに気づくでしょう。野球投げのフォームが抜けきらない限り砲丸投げで良い記録を出すことはできませんので、「野球投げになってるよ」と注意されたことがある選手はしっかりフォームを正しておきましょう。
- 砲丸投げシューズ特集!おすすめのスローイングシューズ4選
- 砲丸投げにおすすめのスローイングシューズを紹介いたします。ナイキ、アシックス、ミズノの3つのブランドから4つのシューズの特徴やメリット・デメリットを紹介いたします。
- 砲丸投げ選手におすすめの筋トレのスラスターのやり方とは?
- 砲丸投げの記録を伸ばしていくには、フォームなどの技術的なことを伸ばしていく必要があります。 それと同時に、その技術を活かす筋力をつけていくことも大切です。突き出すパワーの源を作るのは、膝や股関節を伸ばす 大腿四頭筋 ハムストリングス 大殿筋 などの下半身の瞬発力が重要です。 その下半身の瞬発力を上げていくトレーニングとして、砲丸投げの選手におすすめなのが スラスター です。ぜひご覧ください。