やり投げでの効果的なトレーニング方法とは?
その原因の1つとして、正しく指導出来る指導者が少ない事が挙げられます。
実際に、やり投げは身体の使い方が大変難しく、やり投げ経験者で無いと、上手く指導出来無いとも言われております。
その為、独自のトレーニングを生み出して取り入れている選手も多くいるのです。
これには賛否両論ありますが、
- やり投げの正しい知識を身に付けた上で、独自のトレーニングを行うのであれば良い
と思います。
やり投げでの記録を伸ばす為に重要なポイントとは、
- 助走スピード
- 正しいフォームでやりを投げる
の2点にあります。
ここでは、この2点についてのトレーニング方法を紹介していきます。
助走スピードを上げるトレーニング
やり投げに限らず、他の投擲競技でも共通していえる事が、助走スピードが速い程記録が伸びる事です。
助走スピードを上げるには、とにかく走り込む事です。
30m程の短い距離のダッシュを、毎日繰り返し行いましょう。
ダッシュ時に大切な事は、地面を蹴る事を意識して加速力を付けるようにしましょう。
クロスステップの練習方法
クロスステップは、助走時のスピードを極力に落とさずに、投射に繋げる重要な役割です。
- スピードを落とさない為にはリズムが大切
です。
稀に身体能力が高くてもスキップが出来無い人がいますが、必ずスキップは出来るようにしておきましょう!
まずは、立った状態で脚を肩幅に開き、その場で軽く飛び、脚をクロスしてみましょう。
この時に、腰を前に出した脚の方向に軽く捻ります。
もう一度軽く飛び、脚を開いて元の状態に戻ります。
腰も元の状態へ戻します。
この動作を素早く、左右両足共に繰り返し練習しましょう。
スピードとリズムを意識して練習する事が大切です。
次に、この動作を取り入れて素早く進んでみましょう。
脚を閉じるのでは無く、横に進むといった感覚です。
上体は横向よりも、進行方向に向ける事に意識して練習しましょう。
練習を積み重ねる事で、より速くスムーズに進めるようになるはずです。
投げの練習方法
やり投げでは正しいフォームでやりを投げる事により、やりに力が伝わり記録を伸ばします。
上半身と下半身の使い方を良く理解して練習し、違和感無くスムーズにやりを投射出来るようにしましょう。
練習方法は、いきなり助走を付けてやりを投げるのでは無く、様々な段階で分けて繰り返し練習する事が大切です。
上半身の使い方を身に付ける練習
- 両膝を地面に付けて立ち膝で投射する。
- 右脚を立てて左膝を地面に付け投射する。
- 左脚を立てて右膝を地面に付け投射する。
- 直立上体から投射する。
これらの投射方法を繰り返し行い、より飛距離を伸ばすように練習しましょう。
この練習では、上半身の使い方を自然に身体に覚えさせる事が目的です。
より遠くに飛ばそうと意識する事で、自然と上半身の使い方が解ってくるはずです。
リリースポイントは、飛距離とは関係無く必ず頭上で行うように練習しましょう。
やり投げの基本練習の動画
下半身の使い方を身に付ける練習方法
- 右脚を1歩前に出して投射する。
- 左脚を1歩前に出して投射する。
- 1歩ステップを踏んで投射する。
これらの投射方法では、重心の位置を意識して、飛距離が伸びるように練習しましょう。
左右の脚を1歩前に出し投射する事で、重心移動の感覚が掴め、クロスステップも踏みやすくなるはずです。
腕、脚だけで無く、腰を入れて投射する事に意識して練習する事が大切です。
やり投げの練習で大切な事
やり投げとは、全身を使って行う競技です。
その全身をどのように使うかが、とても難しい競技でもあります。
その為に正しく教えられる指導者が少ないのです。
まずは、やり投げという競技を、各部位に分けて使い方を理解して練習する事が大切です。
分けて練習した部位を融合して、スムーズに行えるようになった時、必ず記録は伸びるはずです!
やり投げで記録を伸ばす方法
やり投げで記録を伸ばしていくためには、
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