砲丸投げの記録を伸ばす為には!
- いかに砲丸に力を加えられるか
- いかに砲丸を素早く押し出せるか
この2点に限ります。
砲丸投げにも投げ方に種類があり、立ち投げ・グライド投法・回転投法とあります。
立ち投げ<グライド投法<回転投法
と、世界的には評価されておりますが、日本ではグライド投法が最も主流なっております。
どちらを選ぶべきか迷ったらこちらをご覧ください。
それは、回転投法とはグライド投法を完璧にマスターした上で、ステップアップ出来るかもしれない投法なのです。
海外では、この回転投法を取り入れる選手も多く見受けられますが、身体の造りも違う日本人ではまだ少ないようです。
ここでは現在最も主流となっているグライド投法で説明していきます。
グライド投法での一連の動きとは、
- グライド
- パワーポジション
- 突き出し
この3つの動き全てが、先程の2点のポイントを左右するのです。
それぞれに重要な役割があり、正しい動きをする事で、自分自身の筋力をより多く砲丸へ伝える事が出来るのです。
グライド投法の動画
グライド投法の構え
グライド投法の構えは、投げる方向に背を向け、前かがみの状態となります。
背中を少し猫背にして、右膝(右利き時の説明)をかるく曲げて重心を低くします。
砲丸を右耳下辺りにセットし、右脚よりやや外側に持ちにセットします。
左手は自然な形でダランと下に下げ、バランスを取ります。
この構えの時点から、右脚の前部分に体重を乗せておく事が大切です。
グライド動作の重要ポイント!
- 構えから左脚を後方に上げる。
- 後方に上げた脚を引き付ける。
- 引き付けた脚を蹴り出す。
この3つの動きです。
@・A・B!と同じリズムでスムーズで後方に移動します。
@では上半身、重心共には構えのままです。
Aでは構えよりも左膝をやや曲げて、重心をさらに低い位置に持っていきます。
上半身は構えのままです。
Bで、左脚を後方に蹴り出します。
この時に蹴り出す方向は、上では無く真後ろを意識する事が大切です。
上半身はまだ構えのままです。
重心はまだ右脚に置いて置きますが、自然と右脚かかとへと移ります。
つま先から順に、かかとが最後に地面から離れていくイメージです。
パワーポジションの重要ポイント!
グライド動作後からの、突き出しまでの一瞬の動作をパワーポジションと言います。
- パワーポジションでは、どれだけの力を貯める事が出来るか
が重要なポイントとなります。
グライドで後方に移動したら、着地は必ず蹴り出した右脚からとなります。
右脚・左脚と小刻みに着地します。
この時に先に着地した右脚は、身体をひねる予備動作の為、構えから45度内側に傾きます。
また、着地時に地面の反発力を最大限に引き出す為に、足の裏全体で着地します。
左脚の着地角度は、投げる方向から45度右側に向けて着地させる。
左脚着地と同時に、右脚に置いておいた体重を、素早く左脚へと移動させる。
これと同時に身体を一気にひねり突き出しに繋げる。
突き出しの重要なポイント!
突き出し(投げ)では、パワーポジションで溜めた力を、一気に砲丸へと移す動作となります。
パワーポジションで左脚へと移した体重を、地面との反発力を利用して上方向への力に変えていきます。
腰を回転させて身体をひねっていきます。
身体のひねりの勢いを、そのまま右手に集中して、右手を斜め上方向に真っ直ぐ突き出します。
砲丸は投げるのでは無く、押し出すイメージが大切です。
- 出来るだけ遠くまで砲丸を手の平に乗せておく事
がポイントです。
突き出す力を引き上げるためのおすすめのトレーニングは、こちらをご覧ください。
正しいフォームを完成させる!
グライド投法は、身体全体の力とスピードを利用して、砲丸へと力を伝える事で、より遠くへと飛ばす事が出来る投法です。
グライド、パワーポジション、突き出しと全ての課程で、どれだけ大きな力を発生させられるかに結果が掛かってきます。
それには、正しいフォームをマスターし、毎回同じフォームで投擲出来るようになる事が大切なのです。
正しいフォームを作る方法はこちらをご覧ください。
砲丸投げで記録を伸ばす方法
砲丸投げで記録を伸ばしていくためには、
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